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トレイルランニングを始めてから早6年。 数々のトレランレースに参加してきましたが、今まではあまり出場選手の反対側 すなわち「大会運営側」ってものを気にすることもありませんでした。 そんななか、去年の今頃。 長野ー新潟の信州の山々を走るトレランレース 『信越五岳トレイルランニングレース 110k』という、斑尾山、黒姫山、妙高山、 戸隠山、瑪瑙山、、、を110kmに渡って走り廻るレースに出場しました。 全長110kmの終わりも終わり、最後の5つめの山、99km地点の瑪瑙山で 息もたえだえだったワタシを応援してくれたのがコース誘導ボランティアの 女性でした。 時間は深夜12時はとっくに過ぎている時間。 霧でガスって小雨まじりの極寒の山頂でまさかの女性の温かい声援。 ものすごく感激して印象に残ったその光景が忘れられず、今年また仲間たちが 挑戦するこの過酷なレースで、今回は“ボランティアスタッフ”として大会運営側に 回ってみよう、と決めたのでした。 自分がいつも苦しい中でも楽しく参加することができるレースの裏側を見てみたい、 という気持ちもあったりしたのですが、、、!!! 出発前日のパッキングでは、トレランシューズはもちろんですが、今回はハイドレー ションパックも、短パンもランTも、パワージェルも、アミノバイタルも、一切不必要。 必要なものは・・・ 防寒グッズ! というもの、私の今回の“職場”は去年感動して涙がユルッときた場所。 選手が一番最後にアタックする5番目の山、、なおかつ一番標高の高い「瑪瑙山」と 決まっていたからなのです。 ボランティア申し込み書に、あえて「コース誘導希望、できれば瑪瑙山近辺」なーんて 特記事項に書いてしまったのです。 人気のない真夜中のコース誘導、それも寒い山のてっぺんを“あえて”希望する酔狂な 奴は私くらいでしょう。 そんな激しい「熱意」をかわれて、担当することになった瑪瑙山山頂近辺。 なんと10人配置のうち、女性は私一人でした。。。 さてさて、というわけで、毎度おなじみの斑尾高原。 スタート地点のレストランハイジで早朝4時から選手たちには朝ごはんが 配給され、いろんな人たちにとっても長い長い1日が始まりました。 今回は、HTRC(葉山トレイルランニングクラブ)の仲間たちとともに、葉山の職場からも たくさんの会員さんがエントリー。 初めてのウルトラレースへチャレンジです。 しかし、この華やかなレーススタート前に比べて、、、、お隣の部屋はボランティアへの 食事配給場所。 じ・・・地味です。 朝ご飯とお昼ご飯として、おにぎりやサンドイッチが配られました。 さて、レーススタート。 いつもはゲートの向こう側で緊張して震えるワタシですが、今回はこちら側から。 去年も応援サポーターが使ってくれたウチワを振り振りスタートを見守りました。 さて、ボランティアスタッフ集合時間が来て華やかな表の世界から、裏方の世界へ。 スタートの斑尾エリアからゴールに近い妙高エリアへバスで移動。 ここは、最後のエイドステーション(8A)です。 去年ここでハンガーノックになって ぶったおれた場所。 昼間に来てみるとまた違った光景です。 さてここで担当エリアごとに顔合わせをしました。 ワタシは「コース誘導係 第4区間 第2班」。 最終エイドステーションから出発したランナーたちが、ゴールを目指す最後の区間です。 ど・ど・どんな方々とご一緒するのかしら、、、、、???? と、集合場所へ行って みると、無骨なおっさん系多し。 足元を見る限り、サロモン、モントレイル、なんかの トレランシューズが多いので、あながちホントに怖いおっさんたちとは思えず、ひとまず 安心。 そこから、さらにこまかく配置場所ごとに分かれご挨拶。 ワタシの担当場所である 瑪瑙山山頂は、通過する選手のゼッケンナンバー確認という作業があるので ほかの場所よりも多く4人。 班長の妙高市役所の方も一緒。 ただし、選手たちも上がってくる瑪瑙山山頂までの急こう配を装備品を手分けして 運び上げなくてはいけないおまけ付き。 スキー場を軽トラのバンでガッタゴットをゆられ、瑪瑙山の中腹まで。これ以上車では 無理なので、徒歩で山頂を目指します。 つ・・・つらい。 ここを100km近く走ってきた選手は拷問のような苦しみを 味わいながら山頂まで登ってくるのです。 選手でなくても十分キツイ・・・。 ようやく山頂。 わたしたちや、選手が要救助になった時に暖を取るテントを張ったりポイントの設営を 始めます。 ポイントから少し先に行った分岐にも反射板テープを張っておきます。 準備ができたところでお昼ご飯。 山のてっぺんで食べるご飯はコンビニのおにぎり だけどとってもおいしい! 気持ちいい眺めです。 飯綱山からのハイカーも立ち寄っていく、戸隠神社へ下りるキー的な山のようです。 さて、トップ選手が最後のエイドステーションを通過した連絡が入ったところで、 いよいよ仕事開始。 このポイントの業務は、選手の通過チェック。 ゼッケン番号を紙に控えていきます。 あとは分岐があることのお知らせ。 次の給水所までの距離とゴールまでの距離を 伝える。 さらに、一番大きな仕事は選手への応援です。 トップの相馬選手は3連覇を狙うトレランの強豪選手。黙々とだまーーーーって 止まることなくポイントを通過していきました。 そのあとは、ポツポツとトップ選手たちが通過。 まだそんなに忙しくないので、4人でおしゃべりをしつつ一晩の職場仲間と打ち解けて みました。 市役所の人は上田さん。 本当は発掘作業が専門の部署にいるのだけど、人手が足りないから初年度から 毎年駆り出されているとのこと。 トレランのことは全くしらないって。 でも、地上への電話でのやり取りを聞いていると、あったかくていい人なんだろうなー というのがにじみ出てきちゃうナイスガイでした。 ちなみにこの辺は、戦国時代の発掘がメインで、上杉謙信なんかの周りの武将の館跡が 多いのだそう。 もう1人は「上田さん、日の入りは ヒトナナサンマル ころですかね?」という一言で ばれてしまった、大宮自衛隊の自衛官さんの清水さん。 ご自分の歩兵部隊を持っていらっしゃる上役でした。 コワモテだけど動きが機敏で、気も使って下さるとてもいい方でした。 立っている時には腰に手が回って「やすめ」のポーズになっているかわいさも。 3人目は何をされているのかわからないけど、キタタンや道志村のトレイルレース などのハード系に完走キャリアをお持ちのトレイルランナー藤谷さん。 この4人で明け方の2時ころまで相当笑いながら楽しく仕事ができました。 今日はもう眠いので、ここまで! 続きは明日書きますよー。 (つづく)
by tan-workout
| 2011-09-25 23:30
| トレイルランニング
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